ｼﾞｼﾞの生い立ち⑦&ﾂﾞﾗの生い立ち★

ｽﾞﾗはこの世からいなくなりました。

棺おけを隣におき、一晩ねて、次の日、ｽﾞﾗは実家の近くの山椒の木の下に眠らせました（もう起きて楽しく暮らしてるかも）

ほとんど眠れなかったけどね。

冷たくなったﾂﾞﾗの体からはﾉﾐには居心地が悪いらしくﾋﾟﾖﾋﾟﾖでてくる姿が悲しくて・・・。もう、折角ｼﾞｼﾞのﾉﾐ全滅させたばかりなのにまたｼﾞｼﾞにうつしたわね・・・なんて、たわいのない話をしながら。

私の決断は正しかったのでしょうか・・・間違っていたのでしょうか・・・。できれば正しかったといってほしい・・・けど小さな命を私の判断でけしてしまったのは事実・・・もしかして大変な過ちを犯してしまったのではないかと考えたりもする。これでよかったのか、悪かったのかはきっと一生わからない・・・

ｼﾞｼﾞ＞おか～さんっお母さんいっつまでﾒｿﾒｿしてんのお？そんな生き方ってよくないよ。ﾂﾞﾗものぞんでないしね。今を生きなきゃ！ね、おかあ

母＞うん。そ～だね

ｼﾞｼﾞ＞前にさあ、一回ｼﾞｼﾞゆったと思うんだけどさ、死ぬって悲しいことじゃないの。悲しいと思うから悲しいんだよ。生き物が死んじゃうのは当たり前なんだよ。

もしｼﾞｼﾞがお母さんより長生きしたら、この先ｼﾞｼど～したらいいの～ってなるでしょ？

母＞うん。なる。だからｼﾞｼﾞいるからお母さん頑張る！

ただね、ﾂﾞﾗの場合は、私の判断だったから・・・

ｼﾞｼﾞ＞大丈夫だって！

元気のないお母さん見たらﾂﾞﾗが成仏できないでしょ？そっとのほうがもっと可愛そうだよ。ね？

ｼﾞｼﾞのこの言葉は私が誰かに言ってほしい言葉を書いているだけなんだ（当たり前だけど。ｼﾞｼﾞが入力してたらｺﾜｲっつーの）。大丈夫。大丈夫だよって・・・

ﾂﾞﾗは大きな存在でした。いろんなことを考えさせられました。たった２ヶ月しかくらせなかったけど、重い重い命の大切さ、血のつながりがなくても家族になれる幸せ、人間とﾈｺ、人間と犬でも、誰でも幸せな家族ができる！そしてもちろん人間と人間がね。

幸せになる方法は人間よりもﾈｺや犬のほうが知っているのかもしれない。

今を生きるんだよね。一瞬一瞬をね。

先のことを考えすぎたら逆になにもみえなくなってよけいに変な方向にいったりしてさ、先のことを考えてしまうのって人間だけなのかなあ。