現代版「ジジの恩返し？」★

むか～し、むかし、あるところに「クロ美」という、平凡な女がおったとサ。

　

クロ美は仕事を終え、「腹減った～」と呟きながらトボトボ歩いておりました。

しばらくすると、可愛い黒猫が、お腹を空かせてクタバッテいました。

クロ美は今の自分の状況と重ねてしまい、「なんて可哀そうなにゃんこさんなんだろう」と思い、カリカリをあげることにしました。

　

　クロ美＞さあ、お食べ(✪ܫ✪)

　

お腹を空かせていた黒猫さんは、ガツガツと食べ始めました。

　

ジジ＞かわった味だね。きっと高級カリカリなんでしょう。

　

クロ美＞（;￢_￢）

　

イヤミを残し、その黒猫はサッサと帰って行きました。

　

その夜・・・

　

「ガリガリガリガリガリ」

　

「ガァ～リガリガリガァ～リガリガリガリ」

　

玄関から何者かの爪の音が聞こえてきました。

　

こんな夜更けになんて迷惑な方なのかしら（怒）・・・と思いながら、ドアを開けてみると

　

そこには・・・

　

さっきの黒猫さんの姿が！

　

クロ美＞こんな時間にどうしたの？

　

ジジ＞道に迷ってしまいました。

どうか一晩泊めて下さい。

　

可愛そうに思ったクロ美は、その黒猫をお家に入れてあげることにしました。

　

ジジ＞アタシが寝ている部屋は、決して覗かないでくださいね。あんたイヤラシそうだから(`･ω･´)

　

黒猫さんは、「絶対だよ。絶対だからね」と何度も何度もいいました。

　

この黒猫は、次の日も、次の日も居続けました。

　

そして、毎晩のように「絶対あけちゃダメ」といってきました。

　

ある日の夜・・・

　

「ぽっぽっぽっぽっぽっ」

　

黒猫さんのお部屋から、奇妙な音が聞こえてきました。

　

「ぽっぽっぽっぽっぽっぽっ」

　

気になったクロ美は、あれ程「開けないで」といわれてたドアを開けてしまいました。

　

クロ美＞あぁっっ！！( ☉_☉)

クロ美は自分の目を疑いました。

・

・

・

・

・

・

そこには、鳩になりかけの黒猫さんの姿がありました。

　

クロ美＞ああ・・・いつも夜な夜な鳩さんになってたのですか？

　

ジジ＞正体がバレてしまっては、もうここにはいられません。

今までお世話になりました。

恩返しは無効になりました。（機を織ってくれてると思ってたんだけど・・・(￣∇￣？)

　

穴付きキャットタワーのあるご家庭には、きっと鳩猫さんがいるはず・・・(✿◡‿◡)


ﾟ･*:.｡..｡.:*･ﾟ ﾟ･*:.｡..｡.:*･ﾟ ﾟ･*:.｡..｡.:*･ﾟ

　
ランキングに「２つ」参加してます！応援してくだちゃぃ♪

①猫パンチ→　②猫キック→

　
応援ありがとうございます！お時間あれば、コメントいただければ嬉しいです。
●↓「見たよ」の足跡をつける（アメブロ）

ﾟ･*:.｡..｡.:*･ﾟ ﾟ･*:.｡..｡.:*･ﾟ ﾟ･*:.｡..｡.:*･ﾟ